これらの設定は、主に画像の「修整(収差補正)」と「鮮鋭化(シャープ化)」をどのように組み合わせるかを制御するものです。

オプション解説
| オプション名 | 意味と役割 |
| Correct Only | 「修整のみ」実行します。 スライダーで設定した「鮮鋭化」を一切行わず、星の歪み(コマ収差、ガイドエラー、色収差など)の補正だけを行います。後で個別にシャープをかけたい場合や、星の形だけ整えたい時に使います。 |
| Correct First | 「修整」を先に行い、その後に「鮮鋭化」を適用します。 内部で2段階の処理を行うため、一度に高品質な結果を得やすいモードです。※AIバージョン4以降では、処理アルゴリズムの進化によりグレーアウト(選択不可)になる場合があります。 |
| Nonstellar then Stellar | 「星雲(非恒星系)」を先に鮮鋭化し、その後に「星」を鮮鋭化します。 星雲の詳細を際立たせた後に星の引き締めを行うため、星雲に引っ張られて星が変形するのを防ぐ効果があります。これも最新のAIモデルでは自動最適化されるため、グレーアウトすることがあります。 |
| Luminance Only | 輝度チャンネルのみに処理を適用します。 カラー画像に対して、色の情報(クロミナンス)を無視して明るさのディテールのみをデコンボリューションします。色ノイズの浮き上がりを抑えたい場合や、L画像として処理したい場合に有効です。 |
使い分けのヒント
- 基本の1枚: 通常はこれらにチェックを入れず(
Luminance Onlyはお好みで)、メインのスライダー(Sharpen Stars / Sharpen Nonstellar)で調整するのが最も標準的な使い方です。 - 星の形が悪い時:
Correct Onlyを試して、シャープ化をせずに歪みだけが取れるか確認してみてください。 - OSC(ワンショットカラー)カメラの場合:
Luminance Onlyにチェックを入れると、色収差の補正(星の縁の色のズレなど)が行われなくなるため、色のズレも直したい場合はチェックを外した状態で実行するのがおすすめです。
現在のBXTのバージョン(AIモデル)によっては、Correct First などが自動化されて選択不要になっていることもありますが、基本的には「修整」と「鮮鋭化」の優先順位を決めるためのスイッチだと考えて差し支えありません。
